産婦人科クリニック初診~妊娠中のポールダンスはOK?

最後にブログを更新してから、もう2カ月!おかげさまで、8月末に元気な男の子を出産しました。また少しずつ、妊娠・出産を振り返ろうと思います。

妊娠検査薬で陽性が出てから約1カ月後、ようやく産婦人科へ。本当はすぐに受診したかったのですが、アメリカでは妊娠10週目以降でないと診てもらえず、早くもカルチャーショックを受けました。初診までの1カ月は湿疹の痒みとの闘いで本当に長く感じました(詳しくはこちら:妊娠発覚から初診まで②~妊娠中最大の悩みは湿疹と痒み~)。今回は産婦人科初診の様子を書こうと思います。

待ちに待った初診 

予約から約1カ月後、妊娠11週目にようやく産婦人科初診へ。受付を済ませると、身体計測→尿検査→エコー検査→CNM(認定看護助産師)の健診でした。
尿検査は予想しておらず、産婦人科到着後すぐトイレに行ってしまい焦りました。余談ですが、尿検査はその後の健診で毎回あり、なぜ毎回尿検査があるのだろう?とアメリカ人の友人に聞いてみたところ、「麻薬をやっていないかチェックしてるんだよ」っと真面目に返答され「まさか」と笑いました。実際どうなのでしょうか…。

エコー検査で初めて胎児を見た感想は…「本当にいる!」検査薬で陽性と出てつわりの症状はあるものの、正直妊娠している実感があまりありませんでした。画面に映った小さな小さな心臓はとても速く動いていて、一生懸命生きているのが伝わってきました。エコー検査では心拍と胎児数の確認をしました。健診では、体重管理、食事や運動など妊娠中の注意点について説明がありました。体重については、妊娠期間を通して30lb(約13.6kg)までなら増加OKとのこと。日本では10kgまでと耳にしていたので、アメリカは少しゆるめなのかなと思いました。

食事について

食事については、カフェインは1日200mgまで、肉や魚はよく火を通すこと、水分をしっかり摂るなど基本的なものがほとんどでした。バランスの良い食事の他に、妊婦用のサプリメントも摂るように勧められました。驚いたのは、デリミート。デリミートとは、サンドイッチに入れるハムやターキーなどの薄切り加工肉のことで、よくアメリカではサンドイッチ用にスライスされたものがスーパーで売っています。リステリア菌感染の恐れがあるため、避けるか、食べるときはよく火を通すようにと言われました。まさかハムサンドやターキーサンドはNGとは思っていなかったので驚きました。

一度、どうしてもターキーサンドが食べたくなり、スーパーでターキーハムを購入後、産婦人科クリニックの指導通りに火を通してみたのですが…ハムがかなり乾燥してしまい、パサパサであまり美味しいとは思いませんでした。ターキーサンドは出産後の楽しみにとっておくことに。


ポールダンスはOK!


「運動は1日30分、週5でやるように」というのがCNMからのアドバイスで、ポールダンスについて聞くと、妊娠前にやっていた運動は基本的にスキューバダイビングと乗馬以外なんでもやっていい、との説明。また、妊娠中にポールダンスやCrossFitをしていた人を見たことがあるので、無理のない範囲なら続けて大丈夫と教えてくれました。とにかく”Listen to your body”、身体と相談してやるようにと言われました。

ランニングもOKで、妊娠中も意外と動けるのだなと驚きました。あまり危ない動きはできませんが、ポールダンスを続けてもいいと聞いて、妊娠中でも少しは自分らしくいられるかもしれない、と思い嬉しかったです。(とはいえ、実際はつわりなどで思うように体を動かせず、ポールダンスはあまりできませんでした。)

これは個人差もあると思うので、やはり医師との相談が大事だと思います。

妊娠後期までは月1健診

今後の予定については、妊娠後期までは月1の健診で、次のエコーは20週以降と説明がありました。次の健診まで質問等あれば、産婦人科ウェブサイトにある妊娠・出産についてまとめた冊子を読んでね、と。冊子は88ページほどあり、妊娠中でも服用可能な薬のリスト、旅行時の注意事項など詳しく書かれていました。その日は次の予約を入れて終了。次に赤ちゃんを見られるのは2カ月後とのことで、だいぶ長いなと感じました。

ようやくエコーで小さなわが子を見て、妊婦としての自覚が芽生えました。初診まで何事もなく過ごせてホッとしました。なにかあったら緊急外来に行くしか選択肢がなかったので、そうならないで本当に良かった。次回はつわりについて書こうと思います。ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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