Photo by Light & Pole, From USPSF Nationals 2023

【ポールダンス大会遍歴】アメリカで出場したポールダンス大会まとめ

ポールフィットネス、ポールダンスについての日本語記事はずいぶん久しぶりになってしまいました。最後の投稿は、私がポールクラスに通い始めて1年が経った頃でした。当時は、まさか自分が世界選手権に出場することになるなんて夢にも思っていませんでした。

ポールダンス大会は、記念に1回だけ出るつもりが、競技の世界に引き込まれ、これまでに4つの大会に計6回出場しました。

近年、競技化が急速に進んでいるポールダンスですが、ヒールスタイル、スポーツ、アートなど大会の種類は実にさまざまです。ルールや審査基準も大会によって大きく異なります。今回は、私がこれまで出場した大会についてざっくりまとめてみたいと思います。

*写真は2023年USPSF全米選手権より。撮影:Light&Pole

US Pole Sports Federation (USPSF)

US Pole Sports Federation(米国ポールスポーツ連盟)が主催するNational Championships(全米選手権)。開催は毎年夏に1回。ポール、エアリアルハンモック、フープ、シルクのスポーツ選手権とアート選手権があります。年齢区分に加え、Competitive Division(コンペティティブ部門)とAmateur Division(アマチュア部門)に分かれています。Competitive Divisionはプロレベル、Amateur Divisionはアマチュアレベルです。このレベル分けは、使用できる技(トリック)の難易度によって決まります。Amateur Divisionでは0.5点以下の技までが使用可能で、Competitive Divisionでは1点までのすべての技が使用できます。

技の点数は、Code of Points(採点規則)に基づき、スポーツ選手権では事前にどの技をするか申請します。

こちら、オンライン上の大会(Semi-Finals)も春に開催しています。演技の動画を送り、National Championshipsに向けて審査員からフィードバックが貰えます。

Pole Sports & Arts World Federation (POSA)

USPSFのスポーツ選手権、アート選手権ともに各部門・年齢区分で上位3位に入ると、Pole Sports & Arts World Federation (POSA)の世界選手権にアメリカ代表として出場できます。POSAの大きな魅力は、アマチュア部門も世界選手権に出場できること!おかげさまで、運動・ダンス経験ゼロの私も世界選手権に出場することができました。世界中の素晴らしいアスリートの方々と同じ舞台に立てたのは一生の思い出です。

どの大会も技の完成度や芸術性が求められますが、USPSF、POSAの選手権は明確な採点規則があるため、他大会より技の完成度が重視される大会だと感じています。また、スポーツ要素を重視しているため、衣装や小道具などのルールが他大会より厳しめです。

Pole Sport Organization (PSO)

ポールダンス大会といえば、PSOを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
PSO主催の大会は、ほぼ毎月アメリカ各地で地区大会が開催されています。年齢区分は4つ、カテゴリー(スタイル)は7つ以上あり、レベルは1~5まで設定されています。レベル4までがアマチュア、レベル5がプロレベルです。レベルが細かく分かれ、またカテゴリーの種類が豊富なので自分に合ったスタイル・レベルで出場できます。ポールダンス大会が初めての方にぜひおすすめしたい大会です。地区大会のプロレベル優勝者はフロリダ州で毎年夏に行われる全国選手権に出場できます。こちらの大会も動画を送って競う、オンライン大会もあります。カナダ、ヨーロッパ各地、またアジア圏では台湾でも大会を開催しています。
私はボストンで行われた大会に出場しましたが、一番驚いたのは会場の熱気でした。当時はフロリダ州在住で遠方からの参戦でしたが、演技中はたくさんの方から応援をいただき、演技後には「あなたのパフォーマンス、良かったよ」「あの技がスムーズだった」など、温かいコメントをいただきました。温かい雰囲気の中でポールコミュニティがお互いを尊重し支えあう、優しさを感じる大会でした。

こちらの大会には明確な採点規則はありませんが、レベルごとに逆上がりの使用可否や、使用できる技のPoints of contact(肌がポールに触れている箇所の数)などが細かく定められています。
また、インストラクターはレベル2以上などのルールもあり、審査基準や点数配分はカテゴリーによって異なります。

Pole Theatre USA

シドニー発Pole Theatreのアメリカ大会です。エンターテイメント性が高く、審査では観客を惹きつけるパフォーマンス力が最も重要視されていると感じました。年齢区分はなく、カテゴリーはアート、ドラマ、コメディ、クラシック(ヒールスタイル)の4つがあります。レベルはアマチュア、セミプロ、プロの3つです。レベル分けの基準は少し特徴的です。アマチュアは、大会が定める他大会のアマチュアレベルで優勝経験がない人。セミプロは、セミプロレベルでの優勝経験がない人とされています。この大会には採点規則がなく、レベル別に使用が禁止されている技もありません。
オンライン上の予選があり、動画を提出して予選を通過すると、5月開催の大会に出場できます。

ステージ照明を自分のパフォーマンスに合わせてリクエストできるほか、衣装や小道具の制限も他大会より緩めです。そのため、より自分が望む表現をしやすい大会だと感じました。SNS発信がとても活発で、オンライン予選を通過したファイナリストがインスタグラムで紹介されるなど、大会当日までの盛り上がりも楽しめました。

まとめ

私がこれまでに出場してきた大会を、ざっくりまとめてみました。なお、上記の内容は私が出場した当時のものですので、最新の細かいルールについては、各大会の公式ウェブサイトをご確認ください。

どの大会も私にとって本当に良い経験で、主催者やボランティアの方々には心から感謝しています。私自身も、いつか必ずボランティアとして関わり、恩返しができたらと思っています。

各大会の様子や、より詳しい感想については、また改めて書く予定です。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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