おかげさまで出産から半年が経ち、離乳食を始めました。初めての育児で、何から始めたらいいのか分からず医師に相談したところ、教えてもらったのが『Solid Starts』というアプリでした。
私は、お粥やピューレ状のものを少しずつ食べさせていくものだと思っていたのですが、このアプリで紹介されていた方法はまったく違いました。生後6カ月から、大きめにカットした食べ物をそのまま手渡し、赤ちゃん自身に食べさせるスタイル。
野菜や果物はもちろん、ステーキやベーグルも赤ちゃん用の大きさやかたさにしてそのまま渡します。
後から知ったのですが、これはBLW(Baby-Led Weaning)という、赤ちゃん主導の離乳食法でした。今回は、私が実践しているBLWと『Solid Start』、そしてここまでの経過についてまとめてみます。
アメリカでは離乳食は6カ月から
アメリカでは、出産後すぐに健診があり(私は退院2日後でした)、その後1カ月、2カ月、4カ月、6カ月と定期健診が続きます。4カ月健診の際に離乳食について聞いたところ、「離乳食は6カ月から。『Solid Starts』に沿って進めて」と言われました。
5カ月頃から始める人もいるし、首すわりなど赤ちゃんの成長を見て判断するのかと思っていたのですが、そういった確認はありませんでした。子どもが食べることに興味を示していたこともあり、6カ月のハーフバースデーに始めてみることにしました。
家族と一緒に、できるだけ同じものを
さっそく『Solid Starts』をダウンロード。アプリは一部無料ですが、食事記録やレシピ機能はサブスクリプションが必要です。1週間の無料トライアルから始めましたが、内容がとても充実していたので、そのまま継続することにしました。
特に印象的だったのが、「家族と同じものを、できるだけ一緒に食べさせる」というコンセプト。同じ食事をあたえることで、好き嫌いも減るんだとか。それは是非試してみたい!月齢ごとのスケジュールや困ったときのアドバイスもたくさん載っていて、「これならできそう」と思えたのも大きかったです。
初めての食べ物はマンゴー
アプリで最初におすすめされていたのは、ピーマン、にんじん、マンゴー、ブラックビーンズ。
記念すべき最初の食べ物は、甘くて食べやすそうなマンゴーにしました。手づかみ用には大きめにカットし、スプーン練習用には細かく刻んで用意。栄養を意識してチアシードも少し加えました。
まずは親がお手本を見せてから手渡してみると…自分で口に運んだ!初めての味に驚いたのか、ぶるっと身震い。でもその表情がなんとも微笑ましくて、忘れられない瞬間になりました。
細かく刻んだマンゴーをスプーンにのせて手渡すと…こちらも食べた!スプーンはまだ難しいようで、柄を口に入れたり、口に入る前にマンゴーがほとんどこぼれてしまったりしました。それでも、自分で食べ物を口に入れてくれたので、初日は大成功でした。

『Solid Starts』の便利なポイント
アプリを使い始めて2カ月が経ちますが、一番の魅力は食品ごとに月齢に合った調理方法が分かること。
食べさせたい食品が検索でき、切り方や調理法が分かるので「家族と同じもの」を実践しやすいです。
さらに、保存方法や保存期間、再加熱方法まで細かく載っているので、献立も立てやすいです。
納豆や海苔など、日本の食品も載っていたのは嬉しかったです。
親にとっても新しい発見
アプリではさまざまな食品が紹介されていて、私自身も初めて食べる・調理するものがたくさんあります。
例えばパースニップ(写真下)。お店で見たことはありましたが、白いにんじんかな?と思うくらいで、購入したことはありませんでした。それがローストするだけで驚くほど甘くておいしいことを初めて知りました。

他にも、今まで試したことがない調理法も載っていました。
例えば、ローストラディッシュ。ラディッシュを焼くという発想はこれまでなかったので、とても新鮮でした。基本的に塩や砂糖を使わないレシピが紹介されており、ハーブやスパイスを使ったレシピが豊富です。塩や砂糖がなくても満足できるおいしさで、家族全体の食生活も少し変わってきました。
離乳食スタートから2カ月
最初は1日1回、1種類の食品からスタート。徐々にアレルギー食品も試しながら、2〜3種類へと増やしていきました。うちのベビーは食事への興味が強かったので、1カ月ほどで1日2回に。この時期はなんでも口に入れるからか、とりあえず何でも試してくれます。大人が食べている様子を見て、真似する姿がとてもかわいいです。
食べ物をつかんで口に運ぶという動作も、だいぶ慣れてきたみたいです。今では椅子に座るやいなや、食べ物に手を伸ばします。まだスプーンやフォークは練習中で、柄を口に入れてしまうこともありますが、スプーンにのった食べ物をそのままこぼさず口に入れる頻度は徐々に増えています。まだ自分で食べ物をすくうことはできません。
食べ物を噛んで飲み込むことも、少しずつ上達してきたように思います。口に入れすぎて不快になり泣いてしまうこともありますが、自分で吐き出したり、スプーンを使って食べ物を出すこともあります。
原因不明のぐずりもあります。おそらく、食べ物がうまく掴めない、食べ物がうまく飲みこめない、飽きた、のどれかだと思うのですが、泣き出して早めに切り上げることもしばしば。後片付けも大変ですが、「食べようとする姿」がとても微笑ましいのでなんとか頑張っています。
喉に詰まらせないか不安
BLWで離乳食を始めて一番心配になるのが、喉に食べ物を詰まらせないか。実際、食べ物を口に詰め込みすぎて「おえっ」とえずいたり、せきをしたりすることもあります。見ているとヒヤッとしますが、このえずきは異物を外に出すための自然な反応で、食べる練習の一部なんだとか。
アプリには、えずきを減らす工夫や万が一の対処法も詳しく載っているので、何度も確認しながら進めています。大きすぎて飲みこめない物はちゃんと吐き出しますが、口いっぱいに頬張る時は吐き出すまで注意しながら見守っています。
今後に期待
アプリの記録によると、これまでに試した食品は100種類以上!この時期に多くの食べ物に触れることで、もう少し大きくなった時の好き嫌いが減るというので、これからもいろいろな食品を試していこうと思っています。私もまた新たな発見がありそうで楽しみです。
少しずつできることが増えていく様子を見るのが、今の楽しみのひとつ。
また少し経ったら離乳食の進み具合も書こうと思います。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
