ポールフィットネス(ポールダンス)のデメリットは? ポールあるあるをまとめてみた

以前の投稿でポールフィットネス教室に1年通って感じたメリットをまとめました。肩こりが改善したり、新しい出会いがあったり…在宅で1人パソコンに向かうフリーランスにはとても良い気分転換になります。楽しい運動ではありますが、激しい痛みを感じることも。今回は、ポールフィットネスに1年通って感じたデメリットをまとめました。

1. とにかく、痛い!

技(トリック)に伴う痛み

ポール教室では、最初は簡単なスピン(ポールを軸に回転する技)を習ってから徐々にポールに登って技を練習します。技を練習し始めて最初にあたる壁が痛みではないでしょうか。太ももでポールをはさんで全体重を支えるなど、皮膚をポールに押し当てて体を支える技には痛みがつきものです。

Alexandr IvanovによるPixabayからの画像

例えば、これは「ヒップホールド・ジェイドスプリット」と呼ばれる技ですが、写真では右太ももでしっかりポールをはさんで体を支えています。左手で右足首を胸に引き寄せて太ももでポールをはさんでいます。写真の方は涼しい顔をしていますが、慣れるまではポールをはさんでいる左太ももの部分がかなり痛みます。技によってはあまりの痛さに練習する気力がなくなってしまうこともありますが、痛みに耐えながら練習を繰り返すと徐々に痛みが気にならなくなります。慣れるまでの辛抱ですね…

あざだらけになる。みんなであざの見せ合いっこ!

ポールに強く皮膚を押し当てるので、あざになることも多々あります。ポール教室であざの話になり、あざの見せ合いになったことも。「誰に(どのクラスで)やられたの?」「何のトリックっでそうなったの?」と話が盛り上がりました。

特にポールを始めて数カ月は足があざだらけになり、周りの人に心配される人も多いようです。

激しい筋肉痛

普段使わない筋肉を使うので、もちろん筋肉痛にもなります。筋トレのクラスや新しい技の練習をした翌朝は激しい筋肉痛で起き上がるのが大変なこともしばしば。徐々に慣れて筋肉痛は減っていきますが、ポールを始めて数カ月はほぼ毎週筋肉痛になりました。キーボードをたたくのが辛くなるほど手首が筋肉痛になることもあるので、練習のやりすぎは禁物です。
大会に出場する人やインストラクターは定期的にマッサージに行ったりして体のメンテナンスをしているそうです。

ケガのリスク

技の難易度が上がると危険度も増していきます。ポール教室ではインストラクターが丁寧に教えてくれるので、大きな事故の話は聞きませんが、手首など体の一部に体重がかかって痛めることも。ケガの予防のためにも、インストラクターの指示に従って準備運動や運動後のストレッチは欠かせません。

2. 慣れるまでは難しい

ポールダンスはどんな体型でも誰にでもできる運動ですが、私は最初に習う基本的なスピンも感覚を掴むまで少し時間がかかりました。
習得まで時間がかかる技はたくさんあります。最初は「こんなの無理!できない!」と思う技もありますが、根気よく練習すればできるようになります。技では、今までやったことがない体勢になることが多いので、慣れるまで少し時間がかかるのだと思います。コツを掴めば案外簡単にできる技もあります。

3. コスパは悪い?費用は高め。

私が通う教室では、クラス1回(1時間)の料金は40ドル(約4600円)です。近くのヨガ教室は1回(1時間)10ドル(約1150円)なので、ヨガと比べるとかなり高め。でも、レッスン受け放題の月額会員や回数券を活用すれば1回10~20ドル程度でお得に通うことができます。他には、滑り止め、ハイヒール、ダンスウェアなどを揃えると出費が重なりますが、運動目的で楽しむ程度なら必需品は滑り止めくらいなのでそれほど気になりません。

ダイエットには不向き?

1年間週3~4回通いましたが、体型はそれほど変わっていません。腕・肩・お腹を中心に筋肉がついて全体的に引き締まった感覚はありますが、「痛みの割には痩せていない」というのが正直な感想です。笑 

まとめ

現在練習中のアイーシャという技。練習初めて1カ月経ちますが、できる気配はありません。

とにかく痛い。でも楽しい。

今回はポールフィットネス教室に1年通って感じたデメリットをまとめました。ポールを練習するうえで皮膚の痛みや筋肉痛は避けられませんが、自分のペースでできて仲間とも楽しめる良い運動だと思います。続ければ続けるほど痛みにも慣れて難しい技もできるようになるので、これからポールダンスに挑戦される方は最低3カ月くらい続けてほしいです。私も引き続きマイペースに続けていこうと思います。

次回はポール教室で受けたカルチャーショックについて書こうと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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